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2021年05月21日
就労班の内職作業
写真は武庫川すずかけ作業所の就労班が内職作業をしている様子です。
この日は朝からドシャ降りの雨。
皆さん屋外での作業を諦め、屋内での作業をされていました。
3階の就労班では企業からの下請けの内職作業である『ヌメリとり』の封入作業が行われていました。
ヌメリとりの入ったネットの口を紐でしばる工程が行われていたのですが、その際に使用されていた自助具がユニークでした。
これは、就労班の職員さんが考案し、牛乳パックで作った装置だそうです。
中央の穴にヌメリとりを落とし込むと、ネットのちょうどいい高さで紐をしばることができます。
この装置を導入してから、利用者の方々が一定の位置でネットをしばることが出来る様になったそうです。
自分ひとりで上手くしばれる様になり、すっかりこの作業が好きになったという利用者の方もおられました。
工夫次第で、利用者の方々が関われる仕事の可能性は大きく広がりますね。