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2021年06月17日
『ボーダレスの証明 はたよしこという衝動』
滋賀県近江八幡市にある「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA」で開催中の展覧会『ボーダレスの証明 はたよしこという衝動』にて、すずかけ絵画クラブの尼崎さん、舛次さん、富塚さん、竹村さん、安田さん、5名のメンバーの作品を出展させて頂いています。
すずかけ絵画クラブを立ち上げ、またNO-MAのアートディレクターとして多くの展覧会をプロデュースされてきたはたよしこさんの功績を辿る展覧会です。
会期中の8月21日には、メンバーの富塚純光さんが会場にて公開制作をするイベントも予定されていますので、ご都合つく方は是非いらしてください。
会場:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
期間:2021年6月5日~8月29日
会館時間:11:00~17:00
休刊日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
主催:社会福祉法人(GLOW)~生きることが光になる~
以下、展覧会の案内文です。
絵本作家のはたよしこは、1991年、兵庫県西宮市のすずかけ作業所でボランティアとして絵画クラブを始めました。また、1995年頃からは、日本全国の障害のある作者のリサーチを開始し、多数の作品を発掘してきました。障害のある人の表現との出会いは、はたを駆り立てました。NO-MAの設立前から関わり、館の名称である「ボーダレス・アート」というコンセプトを見出すと、2004年の開館後はNO-MAのアートディレクターとして、20本を超える展覧会を企画しました。障害者、高齢者、現代アーティストなど、あらゆる表現者がボーダレスに集う、数々の刺激的な展覧会を生み出し、新たな芸術観を社会に提示してきたのです。
「人間のDNAには、表現したい衝動というものが列をなして並んでいる」私が頼っているのは、この直感の一つだ。
はたよしこ『DNAパラダイス―27人のアウトサイダーアーティストたち』
はたは、2019年度をもってアートディレクターを引退しましたが、彼女の実践は思想とともに次世代に受け継がれています。本展では、「はたよしこ」という人物がフルスロットルで走り抜けたその軌跡を追い、彼女が思い描き、また行動に移した「ボーダレス」を体感いただきます。